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福島県の児童数が過去最低 震災前の2倍超減少(福島民友)

2012-08-28 13:16:39

fukushimakodomo0828news1
福島県は27日、本年度の学校基本調査速報を発表。それによると、県内の幼稚園、小、中学、高校の園児・児童・生徒数(5月1日現在)は24万3977人で、前年度同期に比べ9642人減少した。減少幅は前年度の1万7160人より縮まったが、東日本大震災前は毎年5000人程度の減少幅で推移していたことを考慮すれば、東京電力福島第1原発事故に伴う子どもたちの県外避難が依然続いていることを裏付ける結果となった。特に小学生は前年度同期比5104人(4.7%)減の10万3324人で、過去最低となった。
 小学生は、少子化の影響で毎年約2000人減少していたが、今回調査は震災前の2倍以上の減少となった。
 幼稚園児は2万5283人で同1569人(5.8%)減。減少数の内訳は、3歳児が337人、4歳児795人、5歳児437人。小学生が減少したのは、昨年度に幼稚園児が減ったことも要因とみられ、県外避難が年齢の低い子どもに多い傾向がうかがえる。

http://www.minyu-net.com/news/news/0828/news1.html