HOME10.電力・エネルギー |「震災がれきの二重契約・詐取疑惑問題」についての環境省院内交渉を、環境省が突然逃げ出す! やはり公になるとかなりマズイらしい(日々雑感) |

「震災がれきの二重契約・詐取疑惑問題」についての環境省院内交渉を、環境省が突然逃げ出す! やはり公になるとかなりマズイらしい(日々雑感)

2012-09-05 19:39:37

震災ガレキが利権の対象に?
震災ガレキが利権の対象に?


震災がれきの二重契約について、青木奏氏(環境ジャーナリスト)等が、環境省に対し申し入れを、本日行う予定でしたが、ネット中継が入るとの理由で、環境省がドタキャン。逃げ出すということがありました。

@iwakamiyasumi本日、震災がれきの二重契約問題について、環境省を呼んでの院内交渉が行われる予定だった。しかし環境省は「IWJ他のネットメディアが交渉内容を中継取材すれば参加は断る」等の条件を提示してきたため、交渉は決裂。最終的に環境省は参加せず、青木泰氏らの報告と記者会見のみとなった。

えっ!?震災がれきの二重契約?どういう事?という方にご説明しますと、詳しくは下記サイトに詳しくありますが、
北九州市市民検討委員会・広域化調査チームレポート上記のサイトの内容を、さらに簡単に要約・抜粋で説明すると、①宮城県は、石巻ブロック(石巻市、東松島市、女川町)のがれき“全量=685トン”を鹿島JVが「中間処理から最終処分まで自分のところで処理出来る!」という事で約2000億円で委託(だから広域処理に回すがれきは、少なくとも石巻ブロックについては無かった。)

②で、もう一回総量を見直したら312万トンしかなかった(がれきの処理量の下方修正に伴う契約金の減額修正を行う必要あるのに、何故かしない)

③宮城県は、石巻ブロックのがれきを全て鹿島JVとの契約で処理する契約をし、処理の目処が付いた後も、何故か、女川のがれきの処理を東京に処理依頼し、北九州にもがれきを送ろうとしてきた。鹿島JVが焼却などの中間処理と最終処分を約束したがれきを、なぜ遠方の自治体に回そうとしていたのかということである。

ココで重要なのは、これらはほとんど国の交付金で当てられる点である。即ち、鹿島JVによって最終処分まで行われる予定のがれきを、東京や北九州にもう一度移動させることによって、国に、あたかも再度処理費用が必要になるかの如く錯覚させる欺罔行為なのである。 なんとなく解かりました?
で、環境省、細野大臣も絡んでるんだろ?というところでの、院内会談だったんだけど、公になるとよっぽど都合が悪いのか、環境省が土壇場で逃げ出しましたとさ☆(ゝω・)vキャピ

 

震災瓦礫の広域処理問題は、石巻市の瓦礫全量の処理が鹿島・清水・西松・佐藤・飛島・竹中等JVに1900億円で発注契約済であり、しかもその後瓦礫総量が半分近くに減っても減額がされないまま、さらに宮城県から北九州市に存在しないはずの瓦礫の巨額の広域処理という事態に及んで、刑事事件(詐欺罪の容疑)の様相を帯びてきた。1900億の巨額発注の闇と、宮城県、北九州市を被告とする刑事告発、そして疑惑の目は環境省、細野大臣にも向けられることとなった。

 

問題も大きな疑惑を孕んでますから、ドンドン炙り出されて公になりますように