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阿蘇山の鉱物LMで 放射能線量低減 東京理科大が確認(電気新聞) ホットスポット対策になるらしい・・

2013-01-24 12:19:23

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rimonight0090050000042東京理科大学の矢島博文教授らの研究グループは23日、鉄の酸化物を主成分とする「阿蘇黄土リモナイト(LM)」が放射線の遮へい効果を持つことを発見したと発表した。LMに多く含まれる鉄がガンマ線を減衰させるため、ホットスポットなどに散布すれば6割程度の線量低減効果が見込める。

実証実験では厚さ2センチメートルの散布で地表の線量が最大約75%低減し、効果が持続することが確認された。今後は汚染地域の線量低減や放射性廃棄物の処理、原子力発電所の廃炉への活用に向けた研究開発を進める。

LMは熊本県の阿蘇山周辺から産出される鉱物。火口湖中に溶出した鉄分を多く含んでおり、埋蔵量は1億トン以上とされている。

 

http://www.shimbun.denki.or.jp/news/main/20130124_03.html