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エアコンプレッサーの圧縮空気で 風力発電する技術確立 神戸の新電機工業(日刊工業)

2013-02-26 10:35:37

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compressorimages新電機工業(神戸市西区、小塩健治社長、078・927・7747)は、神戸市立工業高等専門学校の道平雅一教授と共同で、エアコンプレッサーから放出される圧縮空気の残存エネルギーを活用して発電する技術を確立した。配管ホースの間に自動調整弁を設置して圧縮空気を分岐し、発電に必要な風量を小型の風力発電機に送り込む仕組み。関連企業や異業種と連携を図り、早期に風力発電機を組み込んだ省エネルギー型コンプレッサーの製品化を目指す。
エアコンプレッサーはエア漏れを前提として、実際に必要な風量の1・5―2倍の能力を持つ製品を使うのが一般的。開発した技術は、コンプレッサーのすぐ隣に風力発電機を設置し、エア漏れの可能性がある風力を含めて電気に変え、圧縮空気を放出する前段階でエネルギー回収する。

小型発電機で事前に回収した電気は、電力変換装置を利用しインバーターなどに給電され、コンプレッサー本体の消費電力を抑制できる。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520130226baac.html