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「原発停止は違法」電気料金審査委の安念委員長が見解(JCASTニュース) 「木を見て森を見ない」ということか

2013-03-07 23:12:28

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annen経済産業省の電気料金審査専門委員会の安念潤司委員長(中央大法科大学院教授)は、関西電力と九州電力の料金値上げの査定方針を取りまとめた2013年3月6日の会合で、「原発を再稼働させるのは適法。国が再稼働してはいけないと言うほうが違法だ」との見解を示した。時事通信が伝えた。「原発をすぐに立ち上げればコスト増にならず、われわれもこういうこと(電気料金の値上げ査定)をやらずに済んだ」と強調した。

安念委員長は「原子力規制委員会が審査して、再稼働を認めるなんてことは、まったく理解できない。そのような審査権は法令のどこにもない」と指摘。そのうえで、「電力各社は直ちに再稼働していいというのが私の考え。にもかかわらず、何となく原発を止めていなければいけないのは、法治主義の大原則に正面から反する」との持論を展開した。

 

安念委員長のプロフィール(ウィキべディアから)

日本の法学者弁護士第一東京弁護士会渡部晃法律事務所)。1955年、北海道生まれ。北海道旭川東高等学校東京大学法学部卒。中央大学法科大学院教授東京大学国際・産学共同研究センター客員教授政策研究大学院大学客員教授、東京理科大学専門職大学院(知的財産戦略専攻)客員教授、規制改革・民間開放推進会議の専門委員。東京大学法学部助手として小林直樹に師事し、北海道大学法学部助教授を経て、1985年より成蹊大学法学部助教授。1993年に同大教授となる。2007年12月より中央大学法科大学院教授。専門は憲法学であったが、行政法民法法と経済学[知的財産[ついても論文を書く。2002年にはTBSの早朝番組『いちばん!』にコメンテーターとしてレギュラー出演した。司法制度改革や憲法9条に関する話題についても言及している。