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福島・浪江町の自宅で男性遺体発見  放射能の影響か 一時帰宅の家族発見(各紙)

2013-03-18 07:43:14

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namie73537_sr各紙の報道によると、東京電力福島第1原発事故後、警戒区域に指定されている福島県浪江町中心部で、40代の男性の遺体が自宅で見つかっていたことが16日、わかった。検視の結果、男性は死後1~2週間経過しており、病死とみられるが、放射能の影響を受けた可能性もある。
関係者によると、自宅には生活していた形跡があり、同男性がしばらく住んでいたとみられる。男性の家族が14日の一時帰宅で自宅に入った際、ベッドで横になり、死亡している男性を発見。政府の原子力災害現地対策本部を通じ、警察に通報した。
同本部によると、男性が警戒区域内に立ち入った経緯は不明という。同本部の担当者は「一時帰宅した場合、人の出入りは管理している。男性が立ち入った経緯を調べたが、分からなかった」としている。だが、男性はかなりの期間、自宅で生活していたとみられ、同本部の警戒地域に対する管理面での落ち度がなかったかも問われる。関係者によると、男性は昨年11月には一時帰宅していたという。

男性が警戒区域に立ち入った経緯とは別に、死亡の原因が病気によるものか、放射能汚染によるものかの、見極めが求められる。