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経済産業省のメタンハイドレート開発、ポンプ不調で ガス産出打ち切り お粗末な技術力 中国と同じレベル?(各紙)

2013-03-18 23:13:27

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metan2012100701001505各紙の報道によると、経済産業省は18日、愛知・三重両県沖の海底のメタンハイドレートからのガス産出試験を予定より早く終了した。当初は2週間生産を続ける予定だった。しかし、水をくみ上げるポンプが不調となり、1週間で打ち切った。実験段階とはいえ、産出技術が依然、低水準であることを図らずも立証して終わる形となった。

 

事業を推進している経産省は「ポンプの復旧も検討した。だが、現場付近では強風が吹いているうえ、波も高いなどの気象条件が続いていることから、作業の安全を優先して、計画を短縮することにした」と説明している。


同省は、これまでに産出した1週間分のガス量や実験結果を解析して、今後の技術開発につなげたいとしている。同省は、愛知・三重両県沖の海底から、「燃える氷」と呼ばれるメタンハイドレートのガスの取り出しに成功していた。