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“やらせ”の九州電力、2005年の原子力政策大綱策定時にも 同じ手法で 佐賀公聴会に社員動員(共同)

2013-03-28 12:52:30

九州電力本社
九州電力本社国の原子力利用の基本方針となる原子力政策大綱策定に向け、原子力委員会が2005年8月に佐賀市で公聴会を開いた際、九州電力が社員ら150人に動員を掛けていたことが28日、九電への取材で分かった。参加者の8割に当たる。発言者21人のうち、11人が九電社員(うち1人はOB)だった。

 11年6月には、玄海原発(佐賀県玄海町)再稼働をめぐる県民説明番組で「やらせメール問題」が発覚しており、地元の意見形成をゆがめる手法があらためて浮き彫りとなった。九電は「真摯に反省している。企業活動の透明化、組織風土の改善、再発防止に全社で取り組む」と謝罪している。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013032801000980.html