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福島県川内村で 本格的な「水耕栽培施設」が稼働 7月にもリーフレタス出荷へ(福島民友)

2013-04-27 11:05:48

施設の本格稼働を始めた農産物栽培工場=26日、川内村
福島県川内村が農業再生と帰村促進に向け建設した水耕栽培施設「川内高原農産物栽培工場」のオープニングセレモニーが26日、同村の現地で行われた。工場は同日から本格的に稼働し、リーフレタスなどを栽培する。7月上旬には福島県内のスーパーなどの店頭に、同地での水耕栽培レタス等が並ぶ予定。

 

工場施設では、現在はまだ試験栽培中で、5月の連休明けに出荷用のレタス等の種を改めて蒔く。順調にいけば、6月上旬から収穫する。

施設の本格稼働を始めた農産物栽培工場=26日、川内村
施設の本格稼働を始めた農産物栽培工場=26日、川内村


同日行われたセレモニーでは、遠藤雄幸川内村村長が「日本、そして世界に川内村の安全、安心な野菜を届け、日本が信頼を勝ち取る一翼になっていきたい」とあいさつ。関係者がテープカットを行った。
同工場は、村と青果物の栽培、流通などを行う「まつの」(東京)が共同出資で設立した新会社「KiMiDoRi(キミドリ)」が運営。村の地下水と人工光を使い、レタスやハーブなどの葉物野菜を生産、販売する。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0427/news5.html