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環境省、福島がれき処理の来春完了断念 国の原発処理体制の行き詰まり象徴(各紙) 

2013-05-07 09:16:17

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fukushimatobihaidanmen2_20120920各紙の報道によると、環境省は福島件の震災がれきについて、目標としてきた来年春の処理完了を断念し、今夏をめどに新たな完了時期を示す方針を決めた。

同県の震災がれきの放射能処理が進まないことが最大の原因。環境省が処理完了時期を遅らせることは、国の福島事故処理の行き詰まりを示す。

一方、放射能汚染の少ない岩手、宮城の震災がれきについては、政府の目標通り来年3月末までにすべて処理が終了する見通し。放射能汚染がれきの中間処理、最終処理体制の早急な確立が求められる。