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福島第1原発:東電がデータ新検証「津波で電源喪失」(毎日) 国会事故調の指摘に真っ向から反論 司法の場で明確化を

2013-05-10 21:48:49

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東京電力は10日、福島第1原発事故で、東日本大震災発生前後の未解析データを新たに検証し、「1号機の非常用ディーゼル発電機は、東日本大震災後に到来した津波で電源喪失した」と推定する分析を発表した。非常用発電機の電源喪失の原因をめぐっては、国会事故調査委員会は「津波によるものではない可能性がある」とする報告書を発表しているが、これに反論する格好となった。

東電によると、データは発電機の起動状況を示す電流・電圧記録で、これまで未解析だったもの。東電は社内で実施した事故調査報告書で、非常用発電機の電源喪失の原因について今回と同様の見解を示していたが、根拠は運転員の証言や運転日誌などの状況証拠にとどまっていた。

解析では、非常用発電機は地震発生直後に外部電源を喪失すると同時に起動し、「2011年3月11日午後3時36分59秒」に電源喪失していたことが分かったとしている。

東電の福田俊彦原子力品質・安全部長は記者会見で「津波が到達した時点では非常用発電機は起動していた」と強調し、国会事故調の見解を否定した。データ解析まで2年以上かかったことについては「重要視した分析をしていなかった。申し訳なかった」と釈明した。【渡辺諒】

http://mainichi.jp/select/news/20130511k0000m040077000c.html