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福島県産トマトとアスパラ、タイで販売開始 原発事故後の販路拡大へ(各紙)

2013-05-25 17:00:21

tomato
tomato福島県や市町村、県内企業でつくる県貿易促進協議会が推進している福島県産品の海外販売で、24日、タイの首都バンコクの大手デパートでの、福島県産トマトとアスパラの販売が始まった。同県産農産物は、原発事故の影響を受けて国内で販売がしにくいことから、海外に販路を求めていた。県によると、現地でトマト等を試食した消費者の評価は上々で、早速、買い求める客もいたという。販売は26日まで行う。
販売されているのは、いわきトマトランド(いわき市)が生産するミニトマトと、JA会津いいでが出荷する喜多方市産のアスパラガス。輸出にはタイ政府指定の検査機関で安全性を確認する必要があるため、出荷時にアスパラガスとミニトマトの放射性物質検査を実施し、それぞれ検査証明書を添えたうえで、タイの大手デパート系列5店舗で店頭に並べた。

 

23日には同協議会がバンコクで現地商談会も開催。現地のバイヤーや飲食店、ホテル、小売店関係者、一般市民ら約100人を招待し、ミニトマトとアスパラガスの試食を行ったほか、会津ほまれ酒造、奥の松酒造、末廣酒造、花春酒造が手掛ける地酒も振る舞った。

 

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