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福島市にIAEA機関設置 日本人職員が常駐(各紙)

2013-05-27 20:14:57

「緊急時対応能力研修センター」の開設セレモニーで、あいさつするIAEAのエレナ・ブグロバ事故・緊急センター長=27日午後、福島市
「緊急時対応能力研修センター」の開設セレモニーで、あいさつするIAEAのエレナ・ブグロバ事故・緊急センター長=27日午後、福島市
「緊急時対応能力研修センター」の開設セレモニーで、あいさつするIAEAのエレナ・ブグロバ事故・緊急センター長=27日午後、福島市


各紙の報道によると、原子力事故に備えた人材育成を目的とする国際原子力機関(IAEA)の「緊急時対応能力研修センター」が27日、福島市の福島県自治会館に開設された。

 センターには日本人職員1人が常駐する。東京電力福島第1原発事故を受け、福島県とIAEAが昨年12月に決めた除染などの協力事業に取り組む際の拠点にするほか、各国から廃炉や除染等の研修人材を受け入れる予定。

 同日開いた開設セレモニーで、IAEAのエレナ・ブグロバ事故・緊急センター長は「福島での活動を通して、原子力の安全性を追求していく」とあいさつした。また出席した内堀雅雄福島県副知事は「IAEAと連携を図り、福島県の再生に全力を尽くしたい」と語った。