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国の除染後汚染土壌の中間貯蔵施設建設の説明会 「建設ありき」と批判 で福島・楢葉住民(福島民友)

2013-06-03 15:52:59

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fukushimaref_l除染で出た汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設の事前調査で、環境省は2日、福島県楢葉町での調査候補地に選定した東京電力福島第2原発南側の波倉地区住民を対象にした初の説明会を、いわき市で開いた。出席した住民からは「説明会を開くのが遅い」「建設ありきの説明に聞こえる」など批判的な意見が相次いだ。
 説明会は冒頭を除き、非公開で行われた。同省担当者が同地区に選定した経緯や、地盤などを調べるボーリング調査の進め方などを説明した。町が主張する保管庫と国の中間貯蔵施設の違いなどを問う質問もあったという。

 

同省の小林正明水・大気環境局長は終了後、報道陣の取材に「町の保管庫という考え方を重く受け止めながら、調査を進めたい」と述べた。同省は今後、欠席した住民の意見も聞き、地権者の了解を得て今月中にもボーリング調査に入る予定。調査は約3カ月をかけて15カ所程度行う。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0603/news7.html