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浜松市の公園芝生で高濃度セシウム検出 市民団体が撤去を市に要請 700ベクレルを超過(各紙) 他の自治体の芝生も大丈夫?

2013-07-01 17:22:34

一回目の測定結果:セシウム合算756.9+-15.7Bq/kg
一回目の測定結果:セシウム合算756.9+-15.7Bq/kg


浜松城公園

各紙の報道によると、東日本大震災以降、浜松市の公園などで張り替えられた芝生に放射能汚染の疑いがあるとして、同市の市民グループ「きれいな緑地を守る会・浜松」(山田俊明代表)が浜松市に対して、芝生を立ち入り禁止にし、汚染源の撤去と調査を求める要望書を提出した。



 

二回目測定:セシウム合算:773.4+-16.5Bq/kg
二回目測定:セシウム合算:773.4+-16.5Bq/kg


27日、記者会見した「緑地を守る会」の山田代表は、同市中区の浜松城公園・中央芝生広場(約2900平方メートル)を対象に、地表5センチ程度の土を採取して独自に調べた。その結果、一部地点で土壌1キロ当たり放射性セシウムを756・9〜773・3ベクレル検出したという。芝生は大震災後に茨城県産のものを張ったという。

 

山田氏は「東日本大震災以降、100ベクレルを超す者は厳重に管理され、農水省の昨年8月の通達では400ベクレルを超す肥料の流通は制限されている」と指摘、浜松城公園の芝生はそれらの値を大きく上回っていると警告した。

 

「守る会」は、現在の状況では、厳重に管理されなければならない数値を超えている」として①芝生地帯の立ち入り禁止と汚染源となる芝生の撤去②現地調査の実施−−などを求めた。

 浜松市公園課は昨年8月に測定した空間放射線量は国の基準を下回っているとし、「現時点で芝生撤去は考えていない。再度、専門機関による確認を検討している」とした。

 調査時期は未定。調査地域はほかに、馬込川公園(中区)▽蜆塚ふれあい公園(同)▽西都中央公園(西区)▽三方原防風林緑地(北区)▽天竜川鹿島上島緑地(天竜区)。

 

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