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東電福島第1原発、低レベル水 すべての地下貯水槽から地上タンクに移送完了 しかし地上タンクの容量も満杯寸前(各紙)

2013-07-01 21:35:14

敷地内を埋め尽くすタンクの中もすでに汚染処理水が満タン
敷地内を埋め尽くすタンクの中もすでに汚染処理水が満タン
敷地内を埋め尽くすタンクの中もすでに汚染処理水が満タン


東京電力は1日、福島第1原発の地下貯水槽に貯蔵していた放射能汚染レベルの比較的低い汚染水の地上タンクへの移設を完了したと発表した。地下貯水槽から汚染水が一部漏れたことへの対策として進めてきた。すでに汚染レベルが高い水の地上タンクへの移送は終了しており、これで敷地内に7カ所ある貯水槽全てが空になった。

 貯水槽から汚染水が漏れた原因は依然、分かっていない。また、地上タンクは増設を進めているが、容量に限りがあり、地下貯水槽の汚染水を上積みことで、満タンになる時期が早まったと危惧する向きもある。

このうち4号貯水槽には、津波で第1原発5、6号機の建屋地下に入り込んだ海水など約3千トンを保管していた。東電は「汚染がゼロではない」として、6月11日に4号貯水槽から6号機タービン建屋地下への移送を始めていた。最終的には、全量を地下から地上タンクに移し替える。

 

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013070101002176.html