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福島・楢葉の河原に放射能汚染物体、一昨年の原発事故で爆発した建屋から飛散か(各紙)

2013-07-03 15:22:33

東京電力福島第1原発から約15キロ離れた楢葉町で見つかった破片のようなもの。表面の放射線量が毎時3.4ミリシーベルトと高い=2日午後(東電提供)


 

東京電力福島第1原発から約15キロ離れた楢葉町で見つかった破片のようなもの。表面の放射線量が毎時3.4ミリシーベルトと高い=2日午後(東電提供)
東京電力福島第1原発から約15キロ離れた楢葉町で見つかった破片のようなもの。表面の放射線量が毎時3.4ミリシーベルトと高い=2日午後(東電提供)


 各紙の報道によると、東京電力は2日、福島第一原発から約15キロ南二離れた福島県楢葉町の井出川河口の河原で、放射性物質に汚染された物体が見つかったと発表した。

 見つかったのは、茶色の塊で柔らかく、大きさは長さ3センチ、幅1.5センチ、厚さ0.5センチ程度。表面の放射線量が毎時3400マイクロ・シーベルトと高く、東電では2011年3月11日の福島第一原発事故後に、相次いで原資慮建屋が水素爆発等を引き越した際、飛散した可能性があるとみている。

物質からは、ベータ線を出すストロンチウム90などの放射性物質を多く含んでいるとみられる。