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京都の原発避難者、集団提訴へ　国と東電に慰謝料請求（各紙）

2013-07-11 20:45:35

福島原発訴訟団
福島原発訴訟団
福島原発訴訟団


東京電力福島第１原発事故の影響で全国各地に離散・避難している福島県の住民が国と東電を相手に慰謝料を請求する訴訟を相次いで起こしているが、京都府へ避難してきた住民も９月にも京都地裁に集団提訴することが１１日、分かった。弁護団が原告を募り、大阪、神戸地裁への一斉提訴を目指している。

住み慣れた土地を離れてやむなく避難し、健康への不安が続くことに対し、１人５００万円の慰謝料を求める予定。避難住民による東電訴訟は、北海道や首都圏で相次いで提起されてるほか、関西でも兵庫県への避難者も9月に神戸地裁に提訴を準備している。

原告団を準備中の京都弁護団事務局長の田辺保雄弁護士によると、原告の対象は、福島県内の住民で、年間１ミリシーベルト以上の空間線量が観測されている地域から京都に避難した住民。国の原子力損害賠償紛争解決センターを通じて和解交渉をしている家族の一部が合流する方向という。

 

http://financegreenwatch.org/jp/?p=32483