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日本原電 敦賀原発の活断層「なし」と追加報告、規制委に行政不服申し立てへ(各紙) 巻き返し・・

2013-07-11 21:15:23

活断層に問題がないことを説明する原電の担当者
 

活断層に問題がないことを説明する原電の担当者
活断層に問題がないことを説明する原電の担当者


日本原子力発電は11日、原子力規制委員会が先に活断層と評価した敦賀原発1、2号機(福井県)の敷地内破砕帯を再調査した結果、活断層ではないとする追加報告書を提出した。同時に、同社の浜田康男社長は、活断層が動いた場合の燃料貯蔵プールへの影響評価を求めた規制委の命令に対し、行政不服審査法に基づき不服申し立てをすると表明した。

 浜田社長は、「活断層を前提とした規制委の命令に対応すれば論理的に矛盾する」と述べた。規制委は先の調査で、「原子炉直下のD―1破砕帯は13万~12万年以降に動いた活断層」と評価し、「耐震設計上考慮すべき」と認定した。これに対して日本原発の追加調査では、活断層認定の目安になる約13万年前以降の活動はないとしている。そのうえで、規制委調査団による評価会合の再開を訴えた。