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原発運転差し止め訴訟の裁判長 原告住民に 「だまりなさい」と一喝 法廷騒然 東海村第二原発訴訟(各紙)

2013-07-11 23:32:15

東海原発再稼働阻止で人間の鎖を作る住民たち
東海原発再稼働阻止で人間の鎖を作る住民たち
東海原発再稼働阻止で人間の鎖を作る住民たち


茨城県の住民らが日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の運転差し止めなどを日本原電に求めた訴訟の第3回口頭弁論が11日、水戸地裁であり、原告が進行に異議を申し立てたことに対し、新谷晋司裁判長が「だまりなさい」と制止し、騒然となったまま弁論途中で閉廷を宣言した。

同訴訟は、地元の東海村民や県内外の市民ら266人が、国や日本原子力発電に対して、東海第二原発の運転差し止めなどを求めている。原告側は、東京電力福島第1原発事故による風評被害などを訴えようと、茨城県石岡市で農業を営む原告男性の意見陳述を求めた。

しかし新谷裁判長は、安全性の議論を優先するとの理由で却下した。これに対して、原告席と傍聴席の原告が「10分の陳述をなぜ聞かない」などと裁判長の判断に対して抗議の声を次々と上げた。

被告側の国は、原告団に県外の住民が加わっていることから、「原告適格」があるかが疑問で、訴訟要件を満たしていないとして、棄却を求めてきた。

関連情報http://blogs.yahoo.co.jp/liliumnokai/folder/494042.html