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福島沖での放射能汚染進行 食品安全基準の6倍近いスズキ、3倍近いイシガレイを採取 (FGW)

2013-07-26 13:58:20

放射能汚染魚の調査活動
放射能汚染魚の調査活動
放射能汚染魚の調査活動


東京電力福島第一原発の敷地から放射能汚染水が海洋に流出していることを東電も認めたが、原発に隣接する港湾から外洋への汚染水流出の懸念を示すように、今月半ばに採取された魚類から高濃度のセシウムが相次いで検出されている。楢葉町沖のスズキからは、食品安全基準(1kg当たり100ベクレル)を6倍近く上回る570ベクレルを検出した。

 

調査は福島県が緊急時モニタリング検査として定期的に実施しているもの。スズキのほか、いわき市で獲れたイシガレイからは、270ベクレル、ババガレイ(ナメタガレイ)150ベクレル、コモンカスベ(120ベクレル)、富岡町nキツネメバル140ベクレル等を検出した。このほか、淡水魚からは、阿武隈川系の隈戸川のイワナ120ベクレル、釈迦堂川のヤマメ130ベクレルなどが基準を上回った。

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon250705-22f.pdf