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東電福島第一原発の地下汚染水海洋流出で いわき漁協が計画中の9月の試験操業困難に(河北新報) これは風評ではなく、実害だ 

2013-07-27 14:29:52

地下汚染水を調べる観測井戸
地下汚染水を調べる観測井戸
地下汚染水を調べる観測井戸


福島第1原発の地下汚染水海洋流出問題で、福島県いわき市漁協の矢吹正一組合長は26日、同市沖で9月に始める予定の試験操業の実施が難しくなったとの見方を示した。
福島市で同日あった福島県漁連組合長会議で述べた。矢吹組合長は「汚染水流出問題が解決しない限り、試験操業スタートは考えられない」と話した。

 
東電側は席上、土の中で固まる薬液の「水ガラス」で海沿いの地中に遮水壁を造る工事が8月10日までに終わり、海への流出を止められるとの見通しを示した。市漁協は8月に検討委員会を開き、試験操業に踏み切るかどうかを検討する。

 
福島県沖は原発事故で休漁中。相馬市の相馬双葉漁協が2012年6月に魚種と海域を絞って試験操業を始め、いわき市漁協が追随する方針を決めていた。

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130727t63009.htm