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東電福島第1原発 タンク2基で新たな漏えいか、底部で100㎜シーベルトの高線量検出(各紙)

2013-08-22 22:27:45

fukushimabaibapasutannku
fukushimabaibapasutannku東京電力は22日、福島第1原発で地上タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、敷地内にある同じタイプのタンクを点検した結果、2基の底部表面に最大毎時100ミリシーベルトの高線量の箇所があるのを確認した。微量の汚染水が同タンクから漏えいした可能性もあるとみて調べている。

 東電によると、新たな漏えいの可能性があるのは「H3」というタンク群にある2基。いずれも原子炉を冷却した後の高濃度汚染水が貯蔵されている。同型のタンクは接合部の耐用年数が5年と短く、また設置工事が突貫作業で行われたことから、不具合タンクが少なからずあるとの見方がある。

 今回、高線量が計測された底部の接合部付近は乾燥した状態で、現認した限りでは、周辺に汚染水の水たまりなどはなかったという。また、タンク内の水位に目立った変化はないという。

 

http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013082201001629.html