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みずほ銀行 JBICらとヨルダンでの中東最大規模のメガソーラーに1億2900万㌦のプロジェクトファイナンス(FGW)

2015-01-19 15:27:45

砂漠の中に建設されたヨルダンの太陽光発電事業
砂漠の中に建設されたヨルダンの太陽光発電事業
砂漠の中に建設されたヨルダンの太陽光発電事業


みずほ銀行は、国際協力銀行(JBIC)などとともに、ヨルダンでの太陽光発電事業に総額1億2900万ドルをプロジェクトファイナンスで資金供給する融資契約を締結した。

対象となる事業は、ヨルダン南部のマアーン開発地域での、太陽光発言事業。出力5万2500万kWで、発電規模は中東地域で最大規模となる。同事業は三菱商事の100%子会社のダイアモンド・ジェネレイティング・ヨーロッパとカタールの発電・増水会社のカタール電力・水会社の海外事業子会社のネブラス・パワー、それにヨルダンのカワール・グループの3社が、間接共同出資するShams Ma’an Power Generation PSC(Shams Ma’an)社が事業主体となる。

融資に参画するのはみずほと国際協力銀行のほか、英スタンダード・チャータード銀行の3機関。みずほはリードアレンジャーを務める。融資総額1億2900万ドルのうち、みずほの融資分は3900万㌦、国際協力銀行が7700万ドル、残りをスタンダードチャータードが融資する。みずほ、JBICの融資分については日本貿易保険(NEXI)の保険が付く。

ヨルダンは経済成長が順調で、電力需要が年間平均7%台で伸びているという。また2010年には、2020年までに約160マンkWの再生可能エネルギー発電を導入することを目的として再生可能エネルギー法を制定している。今回のメガソーラー計画は安定的な電力供給源となるとともに、地球温暖化抑制に資する事業として位置づけられている。

http://www.mizuhobank.co.jp/release/20150119release_jp.pdf