HOME |東北電力が福島県内の石炭火力発電所敷地内に太陽光発電施設オープン(FGW) |

東北電力が福島県内の石炭火力発電所敷地内に太陽光発電施設オープン(FGW)

2015-01-19 16:24:28

tohokusolarキャプチャ
tohokusolarキャプチャ東北電力は15日、福島県南相馬市にある原町火力発電所内に建設を進めていた原町太陽光発電所(出力1,000kW)の営業運転を開始したと発表した。

 

原町火力発電所には、出力100kWの石炭火力発電所が2基設置されている。2011年3月の東日本大震災で両基とも運転を停止停止したが、2013年3月、4月にそれぞれ復旧していた。

敷地内の太陽光発電所の新設工事は、火力発電所の復旧を優先したことから、建設計画を一時中断していたが、2014年3月に現地工事を着工し、1年弱で運転開始にこぎ着けた。

 

原町太陽光発電所での年間発電量は約105万kWh(一般家庭約300世帯分の年間使用電力量に相当)で、CO2排出量の抑制効果は年間620トン(一般家庭約110世帯分の年間排出量に相当)が見込まれる、と説明している。しかし、敷地内の石炭火力発電所からは、この削減分を大きく上回るCO2が排出し続けることになる。

 

できれば石炭火力発電所を2基とも停止して、その敷地分についても太陽光発電を敷設してもらいたい。

 

http://www.tohoku-epco.co.jp/news/normal/1188822_1049.html