HOME |8千Bq 超の処理を促進―一廃施設の汚染焼却灰 環境省がモデル事業 セメント固化など検討(環境新聞) |

8千Bq 超の処理を促進―一廃施設の汚染焼却灰 環境省がモデル事業 セメント固化など検討(環境新聞)

2011-09-29 21:21:07

一般廃棄物の焼却施設から排出される1㌔当たり8千ベクレル超の放射性セシウムを含んだ焼却灰の処理が緊急の課題となっていることから、環境省は9月25日、処分先の見通しが得られた施設の焼却灰を対象に、溶出の抑制などを含む最適な対策を検討するためのモデル事業を、都道府県などと協力しながら実施していく方針を決めた。


溶出の抑制では飛灰のセメント固化や、主灰を固化せず容器に入れて埋め立てる手法などを検討する。同省では10万ベクレル超の焼却灰の埋め立て処分も容認する方針を固めているが、周辺住民の反対などで処理が進まない現状をモデル事業の実施などで打開できるかどうか注目される。