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福井大学を丸ごとESCO事業で省エネ化 省エネ率18%向上 年間約4000万円節約。三菱UFJリースなど3社共同で(FGW)

2015-06-03 12:56:43

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国立福井大学の5つのキャンパスを丸ごと対象として省エネを促進するESCO事業がスタートした。三菱UFJリースと、オリックス・ファシリティーズ、東テクの3社が共同で、「管理一体型のESCO」を提供することで、省エネ率18%、年間経費20%を削減する。

大学丸ごとのESCO事業は初めてで、管理一体型も珍しい。対象となるのは同大学の5キャンパス(松岡キャンパス、文京キャンパス、二の宮キャンパス、八ツ島キャンパス、敦賀キャンパス)。

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各社の体制は、三菱UFJリースが事業管理・設備所有及び排出権関連機能を担当し、オリックス・ファシリティーズは施設管理及び運用改善。東テクが設計・施工及び計装制御を担当する。3社の共同作業によって、通常のESCO事業よりも、高効率でパフォーマンスの良いワン・ストップサービスが実現する。

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導入される主な設備や施策としては、熱回収装置や井水ヒートポンプ設備を導入するほか、これらの設備のシステム化を重視したファシリティ・マネジメントの展開する。また温室効果ガスの排出削減量・旧狩猟を認証するJクレジットを活用するほか、補助金も導入する。

全体で20%の光熱水費削減を目指すが、特に松岡キャンパスでは削減比率を26%まで引き上げる。さらに、運転管理や設備管理の運用改善により5%の施設管理費削減及び、システム変更による消耗品等の費用削減を予定している。 費用の節減は年間約4000万円を見込んでいる。

東テクは、良きパートナー

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