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洋上風力推進のため NEDOが「洋上風況マップ」を作成へ。風況、水深、航路などの多様な情報を一元化(RIEF)

2015-08-18 22:15:14

windmapキャプチャ

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、洋上風力発電を計画・事業化する上で必要な多様な情報を一元化して提供する「洋上風況マップ」を作成すると発表した。

 周囲を海で囲まれている日本では、洋上風力発電は今後の再生可能エネルギー発電の有力な手段とみられている。しかし、陸上の風車に比べてコストが高くなることに加え、洋上での風力の動向を示す風況のポテンシャル情報や、水深、海底地質などの環境情報、港湾区域、航路などの社会環境情報など、複数の情報の把握が必要となる。

 今回のマップ作成は、こうした多様な情報を一元的化して提供しようという国内で初めての試みだ。洋上風力発電事業者の事業化を検討する際の基礎情報になるとともに、事業者へのファイナンスや保険付与などの環境金融面でも必要な情報提源になると期待される。

 NEDOは、2015年度末を目処にデモ版を公開、最終版を2016年度末に公開する予定。マップ作成事業の委託先は産業技術総合研究所、神戸大学、アジア航測、風力エネルギー研究所の4者。事業費は合計約2.5億円。

 NEDOは、これまで銚子沖と北九州市沖で洋上風況観測実証事業を行ってきた。こうした事業で得た気象・海象データを踏まえ、風況情報や環境情報、社会環境情報など洋上風力発電を計画する上で必要な情報を一元化した新たな「洋上風況マップ」を作成する。

rk_150818_nedo01.jpg 図1 新たな「洋上風況マップ」のイメージ 出典:NEDO

 

http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100428.html