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KDDIも家庭向け電力事業に参入を発表、auショップで通信と電力をセット販売。来年4月から(RIEF)

2015-10-22 18:38:41

auキャプチャ

KDDIは20日、電力小売事業に参入すると発表した。同日、経済産業省に小売電気事業者の登録を申請した。「au」の通信事業とのセット割引販売等で、同じく電力事業に進出を表明しているソフトバンクらに対抗する。

 

 KDDIの電力事業は通信事業の「au」ブランドを活用し、「auでんき」のブランドを展開する予定。全国に約2500店舗あるauショップのほか、「お客さまセンター」などのネットワークを活用したカスタマーサポート体制を構築する。auユーザーは現在、約4400万の契約があり、通信料金と電気料金のセット割引や、スマートフォンを活用した新たなサービスの提供も予定しているという。

 

 事業開始は電力小売全面自由化が始まる来年4月からとし、具体的なサービス内容や料金プラン等については今後、公表していく。対象地域は通信と同様、全国を市場とするが、提供する電力は外部調達となることから、調達が難しい沖縄と一部離島はサービス対象から除く。KDDIは関西電力との提携も報じられている。

 

 一方、ライバルのソフトバンクは東京電力と提携して、電力・通信セットサービスの提供を打ち出している。両社は10月7日に業務提携の基本合意書を締結、双方の販売チャネルを通じて来年4月から電力と携帯電話・通信サービスを共同で販売していく。

 

 

 NTTドコモは中部電力との間でポイント提携を発表しており、さらなる電力販売との連携をどう展開スルかに注目が集まっている。

 

http://www.au.kddi.com/electricity/