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スーパー店頭の魚商品 放射能調査の詳細版(Greenpeace)

2011-10-20 15:59:53

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  • 一般に販売されている魚介類に放射能汚染された商品が幅広く混入していることを確認。(全60サンプル中34サンプルから放射性物質を検出)

  • 商品の外見や表示(ラベルなど)からは汚染度合いを見分けることができず、消費者が知らないうちに汚染された魚介類を口にしている可能性が高い。

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  • 暫定規制値を超える魚介類は今回の調査では検出なし

  • 汚染度合いが最も高かったのはユニーで購入したワカサギ(茨城県産)で88Bq/kg。

  • 特定のスーパーではなく、調査対象の全てのスーパーから、汚染された魚介類商品が検出された(サンプル数は各社公平に12個ずつ購入)。

  • ブリ(岩手産)、カツオ(宮城産)、マイワシ(千葉産)など季節の魚で広く流通されているものから汚染が確認された。ただしサンマやサケ(秋鮭)からは汚染が確認されず、海藻の商品からも検出がなかった(サンプルは季節の魚を中心に購入)。


  • 調査結果(図表をクリックすると、各スーパーごと、魚商品ごとの放射能調査結果がわかります)






    • 5 社全てに、放射性物質(セシウム134,137)が検出された商品あり。
      日本政府が定める暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回っているものの、一般に購入できる魚介類商品に放射能汚染があるという事実が明らかになりました。
      (全60サンプル中34サンプルから放射性物質を検出)


    • イトーヨーカドーで購入した12サンプル中8検体から放射性物質を検出
      (ダイエーと並んで対象スーパー中で最多)。

    • ユニー(アピタ)で購入したワカサギ(茨城産)から88Bq/kgを検出
      (採取サンプル中で最高)。

    • ダイエーで購入したブリ(岩手産)から60Bq/kgを検出。
      ダイエーで購入した12サンプル中8検体から放射性物質を検出 (イトーヨーカドーと並んで対象スーパー中で最多)。

    • ブリ:8サンプル中6サンプルから放射性物質を検出。

    • カツオ:18サンプル中14サンプルから放射性物質を検出。

    • マイワシ:6サンプル中4サンプルから放射性物質を検出。

    • サンマ・サケ:放射性物質を検出せず。


     

    http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20111020_SUSEA_result.pdf

    http://www.greenpeace.org/japan/ja/earthquake/monitoring/fss1/