HOME10.電力・エネルギー |九州電力・玄海原発運転差し止め、佐賀大前学長を原告団長に、来月31日住民訴訟へ(各紙) |

九州電力・玄海原発運転差し止め、佐賀大前学長を原告団長に、来月31日住民訴訟へ(各紙)

2011-12-20 12:00:46

提訴準備について説明する佐賀大前学長の長谷川さん(右)
各紙の報道によると、九州電力玄海原子力発電所(玄海町)の運転差し止めを求める住民、学者らは18日、佐賀市内で記者会見し、佐賀地裁へ来年1月31日に集団提訴すると、発表した。 原告団は「原発なくそう!九州玄海訴訟準備会」のメンバーが参加する。原告数は宮崎、鹿児島の両県を除く九州各県で1000人を超える見込み。

提訴準備について説明する佐賀大前学長の長谷川さん(右)




 長谷川照・前佐賀大学学長が原告団長を務める予定で、同氏は「福島第一原発の事故で原発の安全神話は崩壊した。住民が安全に暮らす権利が侵害されている」と訴訟の理由を説明している。原告団は九州電力と国を相手に、玄海原発の全4基の運転を停止するよう求め。また、福島原発事故が発生した3月11日以降、玄海原発が操業停止されるまでの間、1か月あたり、原告1人に対して1万円の慰謝料を求める。1月30日に原告団設立集会を佐賀市内で開く。