HOME10.電力・エネルギー |続報:「世界最悪企業2012年」オンライン投票で、ブラジルのVale票に対して、“韓国からの集中投票”が判明(FGW)サムスンの操作説も |

続報:「世界最悪企業2012年」オンライン投票で、ブラジルのVale票に対して、“韓国からの集中投票”が判明(FGW)サムスンの操作説も

2012-01-24 21:03:09

激戦が続く「世界最悪企業2012年」オンライン投票で、東京電力と首位を争っているブラジルValeの票が先週、急増したことで調査しているスイスの主催者団体からの連絡が入った。それによると、現時点でわかったことは、Vale票の中に「多くの(a lot of )韓国からの投票が入っている」ということだった。

Public eye Award事務当局(スイス)の連絡によると、先週末に「投票情報の保護」に配慮しながら、慎重な調査をした結果、韓国票のValeへの集中投票だったという。これらの票が、Valeの活動を批判して投じられた韓国の人々による正規のものなのか、あるいは同国からノミネートされているSamsung の関係者によるものなのかは、現時点では断定できない。このため、事務当局は、引き続き調査を続けるとしている。

確かにValeの猛追と対照的に、それまで二位で東電と競っていたSamsungの票は伸び悩み、現在、3位にとどまっている。仮に、意図的な投票操作があったとして、なぜ、首位の東電に投じることなく、二位のValeを対象としたのだろうか。開発会社のValeとエレクトロニクスのSamsungとは取引はないが、Samsungは東電、あるいは日本市場とはつながりがあることから、東電への配慮があるのだろうか。あるいは、実はSamsungではなく、他の会社が韓国のdomain name を大量に獲得して、撹乱操作を行ったのでは、と考えることもできる。

いずれにしても、話は極めて“謀略的”になってきた。投票はいよいよ27日朝(日本時間、現地時間26日深夜)まで。

投票サイト: http://www.publiceye.ch/en/vote/tepco/