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「北朝鮮かよ!」校正者による販売停止に作家が激怒(トピックニュース)

2012-03-22 15:52:53

戸梶圭太氏
21日、作家・戸梶圭太氏が執筆中の「迷宮警視正2・福島恐怖の秘境」が、校正者によって販売停止になったことを戸梶氏自身がツイッターで明かし、物議を醸している。戸梶圭太氏

戸梶氏のツイートによると、「迷宮警視正2・福島恐怖の秘境」版元の徳間書店から突然連絡があり、校正者がストップをかけたことがきっかけで、本の販売停止が決まったという。本作は、福島原発近くの放射能汚染地帯に、全国から指名手配犯や多重債務者などが集まって、恐怖と暴力が支配する町ができるという内容だった。作家の作品に校正者が販売ストップをかけるという前代未聞の出来事に、戸梶氏も怒りを隠せないようだった。

※以下、戸梶氏のツイートより抜粋
本当に驚きました。たかが校了にそこまでの権力があるとは。しかも「こんなものを世に出してはいかん」と言った人間の顔も名前も、私は一生知ることができないのである。北朝鮮かよ!と思いました、大げさじゃなく。

 
というわけで『迷宮警視正2』はこれから、私個人でどうにかして世に出すべく、しかるべき人たちに地味に働きかけて生きます。とりあえず本当に最悪の事態になりました。ここまで来て、いきなりこんな簡単に潰されるとはね。

 
ストップをかけた校了者たちが「どんなもんだ、編集部なんか俺たち良識派のいいなりだバーカ!」とか得意になってそうで、本気で恐ろしい。

現時点では、徳間書店の編集部に非がないことはわかったそうだが、「今回の版元さんは編集部の抵抗力がとても弱いことが証明されてしまいました」と厳しい指摘しており、戸梶氏も今後の経過は包み隠さず全てツイートしていくと発言している。

【関連情報】
@Keita_Tokaji(作家・戸梶圭太のアカウント)

http://news.livedoor.com/article/detail/6391782/