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「山形居住の発言は虚偽」 瀬戸福島市長が警告書(福島民友)

2012-03-27 17:02:26

福島市の瀬戸孝則市長は26日、神戸大大学院海事科学研究科の山内知也教授が自身の講演会で、瀬戸市長の住居について「山形市から福島市に通っている」などと事実と異なる発言をしたとして、同日付で発言の根拠と謝罪を求める警告書を山内教授に郵送した。瀬戸市長が山内教授に謝罪を求めるのは初めて。
 警告は、山内教授が2月18日に大阪市で開いた講演会の発言に対して。市によると、山内教授は「(瀬戸市長は、放射線量が低い)山形市に住んで公用車で毎日福島市に通ってきてます。3、4人にお願いして別々のルートで全部探ってもらったんです」などと話し、講演がインターネットで配信されているという。
 国立大教授という立場での山内教授の発言は、福島市民の市長に対する信頼を損なわせ、今後の放射能対策への悪影響が懸念されるとして、瀬戸市長は発言の根拠と虚偽であったことを山内教授が謝罪、公表することを文書で求めた。誠意ある対応がされない場合は告訴も考えるという。
 26日、神戸大学長に対し、山内教授に警告書を送付したことを文書で通知。同大は「届いた段階で対応を検討したい」としている。

http://www.minyu-net.com/news/news/0327/news2.html