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ツキノワグマ肉の基準超セシウム 「畜産物」分類に宮城県が反発 (河北新報)森が汚染されていることは間違いない

2012-05-03 19:45:52

ボクの肉のベクレルが上昇したのは、誰のせい?
ボクの肉のベクレルが上昇したのは、誰のせい?


全国の自治体が行った食品中の放射性セシウムの検査結果をまとめた厚生労働省が、基準値を超えた山形県の野生ツキノワグマの肉を「畜産物」に分類して発表し、宮城県が「牛や豚から放射性物質が検出されたと誤解され、風評被害を招く」と修正を求める事態になっている。
宮城県によると、県南で4月に検査のため捕獲されたツキノワグマ2頭から、それぞれ基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える105ベクレル、109ベクレルの放射性セシウムが検出された。同月から適用された新しい基準値を超えた食品はほかにない。

厚労省は4月1日以降の全国の検査結果をまとめ、食品の分類ごとに今月1日発表し、ホームページ(HP)にも掲載した。HPでは「山形県の畜産物は1266件中、2件で基準値を超えた」とされ、品目欄に「ツキノワグマ肉2件」と記されている。  県は厚労省に「野生のクマが畜産物に該当するのか」と照会。その上で畜産物ではなく「その他」の項目に分類するよう求めた。厚労省監視安全課は「『その他』は加工食品を指す。品目欄にツキノワグマと明記してあり風評被害の心配はない」と反論している。

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120503t51009.htm