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自然エネルギーによる電気、お風呂提供の被災地支援プロジェクト立ち上がる(FGW)

2011-04-05 16:33:27

移動式の薪かまどボイラーでお風呂を提供する
東日本大震災の被災者支援のため、太陽光発電や太陽熱、バイオマスなどの自然エネルギーを活用して電気、お湯、お風呂を被災者に提供する「つながりぬくもりプロジェクト」が4月4日からスタートした。原発事故を考える上でも、自然エネルギーを被災者の生活の中に生かす試みである。プロジェクトは岩手・木質バイオマス研究会、エナジーグリーン株式会社、ぐるっ都地球温暖化対策地域協議会、

移動式の薪かまどボイラーでお風呂を提供する
環境エネルギー政策研究所(ISEP)、自然エネルギー事業協同組合レクスタ、WWFジャパン、バイオマス産業社会ネットワーク、森と風のがっこう(岩手)などの諸団体が連携して展開する。

 プロジェクトはまず、全国から被災者支援の寄付を集める。その際、寄付者は①太陽光発電で避難地に明かりや電源を提供②太陽熱温水器を設置して避難所の生活にお湯のぬくもりを提供③薪ボイラーによるバイオマスエネルギーで被災地に巡回お風呂サービスを提供ーーの3つの自然エネルギー支援を選択する仕組みだ。

すでに移動式薪ボイラー車を利用して、一部地域では避難所の小学校などにお風呂を提供する活動が行われている。(写真は岩手県吉里吉里小学校)お風呂に入れるだけではなく、焚き火を囲むことで、コミュニケーションがとれるほか、がれきの中から薪に使える木切れを集めたり、水を運んだり、等の作業が、避難者のストレス解消、運動不足防止にもなる。さらに、自分の生活とエネルギーを身近に考えることにもつながる。

プロジェクトについての【問い合わせ先】
   特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所(ISEP)
   〒164-0011 東京都中野区中央4-54-11
   TEL:03-6382-6061
   FAX:03-6382-6062
   Email:re-shien@isep.or.jp

 

【寄付金の振り込み先】三菱東京UFJ銀行 中野駅前支店(店番:552)

               普通預金口座  0114940

               名義:トクヒ)カンキョウエネルギーセイサクケンキュウジョギエンキンコウザ

              (特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所義援金口座)

                  ※ご寄付金額:1,000円以上でお願いいたします。
                  ※振込手数料のご負担をお願いいたします。
                  ※寄付金は税控除の対象となりません。あらかじめご了承ください。
                  ※個人情報は厳正に、管理いたします。
                  ※設置の様子などは随時、当サイトなどでご報告いたします。(ISEPより)

  なお寄付については、直接ICSP並びに連帯して活動されている各NPO,NGO等にご連絡された上で、ご自身でご判断下さい。(FGW)