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「一部皇族の京都居住を」京都知事ら官房長官へ要望 首都直下地震などに備え(各紙)

2012-07-26 17:44:45

京都御所紫宸殿
京都御所紫宸殿


各紙の報道によると、山田啓二京都府知事と門川大作京都市長らは26日、藤村修官房長官を首相官邸に訪ね、首都直下地震などに備えて一部皇族が京都に居住されることを求める要望書を提出した。

 この後、山田氏は官邸で記者団に対し「皇族の多くが東京にお住いになっている状況は安心、安全の観点から考え直す必要がある」と述べた。藤村氏は「貴重な意見をいただいた」と応じたという。

 山田氏らは、京都の行政や経済、大学、メディアなどのトップでつくる「京都の未来を考える懇話会」メンバーでもある。同懇話会は東京一極集中を避けるため、皇室の一部機能や文化庁、観光庁の京都への移転を目指す「双京構想」を提言している。