スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリ(Greta Thunberg)さんを含む気候活動家約200人が18日、ノルウェーの南西部沿岸沿いにある同国最大の石油精製所を、カヤックや帆船などで封鎖し、同国の石油産業の廃止を求める抗議活動を行った。グレタさんは、イスラエルの攻撃にさらされているガザ地区の住民支援活動も続けており、6月にはガザへの支援物質の搬送はイスラエル軍に阻止されたが、今月末にも再び支援物質の搬送活動を再開する予定という。夏の炎天下でも、環境問題、人道問題と、グレタさんの活動は止むことなく続きそうだ。
AFPなどが伝えた。石油製油所への抗議活動が起きたのは、ノルウェーの南西部海岸沿いの都市ベルゲン近郊のモングスタッド精製所。トゥーンベリさんや気候運動団体「エクスティンクション・レベリオン(絶滅への反逆)」の活動家らが、製油所に通じる道路で座り込みを行ったほか、カヤックや帆船で港の入り口をふさいだ。
ベルゲンは北緯60°と高緯度に位置しているが、メキシコ湾流の影響で比較的暖かいことで知られる。しかし、8月の日差しは厳しく、グレタさんらは道路上に座り込んで、「石油依存」からの脱却をアピールした。
グレタさんは声明を発表し「私たちがここにいるのは、石油には未来がないことが明白だから。化石燃料は死と破壊をもたらす」と述べた。そのうえで、ノルウェーのような産油国は「手に血をつけている」と非難した。また、同国の政治家に対し「石油とガスの段階的廃止計画を提示するよう」要求した。活動家らは今週、ノルウェー国内で一連の抗議活動を続ける予定としている。
石油産業廃止を求めて、道路上で、ダイイン!
モングスタッド製油所は、国が過半を出資する石油大手エクイノールが所有している。エクイノールは、2035年までに国内の石油生産を1日当たり120万バレルで維持し、年間400億㎥のガスを生産する見通しとしている。
グレタさんは6月にイスラエル軍によって封鎖状態にあるガザ地区の住民に食料や医薬品を届けるため、地中海から船でガザ地区入りを目指したが、イスラエル軍によって船を拿捕され阻止されている。今月末にも再び、パレスチナの活動家たちと、数十隻の船を組織してガザ入りを目指しているという。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000446095.html
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