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日本赤十字社、震災の義援金受け付け6カ月延長 総額は3600億円に(各紙)  国民一人当たり3000円寄附した計算

2012-09-06 23:03:55

「人間を救うのは、人間だ」いい言葉だね
「人間を救うのは、人間だ」いい言葉だね


各紙の報道によると、日本赤十字社は6日、東日本大震災の義援金の受付期間を2013年3月末まで6カ月延長する、と発表した。赤十字の義捐金受付の延長は3回目。

 赤十字の義援金受付は昨年3月14日から受け付け、当初は同年9月末までの予定だった。その後2回延長され今年9月末までとしていた。しかし、延長期間の今年7月末から8月末までに週平均で約3千件、約1億4千万円の義援金が寄せられた。このため、義捐金を拠出したい人々が依然、相当数に上ると判断し、追加の延長を決めた。

 これまでの義援金総額は約3606億円に上る。このうち約3558億円を被災15都道県が共同で設置した「義援金配分委員会」に送付している。送付義捐金のうち、これまでに約3187億円分が実際に被災者のもとに配分されている。政府の復興予算が中途半端に他の用途に流用されているのとは対照的に、市民の善意による義捐金が引き続き相当な規模で集まっていることは、この国の市民の富と民度の高さを象徴するとの見方もできる。