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第2次大戦謝罪の見直しに期待=自民の高市政調会長(WSJ)  この“まぬけ”政治家め、昨年中国で起きた反日騒動を、アジア中に拡大するつもりか!

2013-01-10 14:09:40

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takaichiimagesBy ALEXANDER MARTIN:  【東京】自民党の高市早苗政調会長は9日、ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューに応じ、戦時中の日本の行為について政府が過去に示してきた戦争謝罪を見直すとともに、近隣地域におけるプレゼンスを拡大していくべきだと述べるなど、安倍晋三首相が選挙中に示したタカ派的論調を今後も継続していくことを支援した。


高市氏は、過去の謝罪を一部撤回し、自国の「名声と誇りを守る」新たな談話を首相は発表すべきだと語った。

ただ、日本政府がそのような措置を行った場合、戦時中の苦い記憶が現在も根強く残っている上に領有権をめぐる対立で日本に対する反感が再び高まっている中国や韓国など、アジアの近隣諸国の一部から非難の声が上がるのは必至だ。

高市氏は終戦50年にあたる1995年8月15日の閣議で当時の村山首相が発表した談話に触れ、「村山談話に代わる『安倍談話』の発表を何よりも期待している」と述べた。安倍氏は日本の平和憲法改正と軍事費増強といったタカ派的主張を旗印に、先月16日の総選挙で自民党を大勝利に導いた。そして、その後の組閣では同氏と同じような政治観を持つ議員が数多く入閣、新政権が右寄りに振れるのではとの懸念が中道派から生じた。

日本の戦時中の歴史について率直な意見を口にすることで知られる高市氏は、既に国際条約の中に記されていること以外に関して謝罪する必要はないとの考えを示した上で、安倍氏による新たな談話の発表は自民党から全面的に支持されるはずで、なるべく早く実現すべきだとの見解を示した。

安倍氏は1995年の村山談話について、前回首相だった2006年には支持したものの、先月の総選挙前には批判的な見解を示すようになり、「未来志向」の談話を新たに発表したい考えを明らかにしている。

さらに首相就任前、従軍慰安婦問題をめぐり旧日本軍の強制連行を当時の河野洋平官房長官が1993年に認めた、いわゆる「河野談話」についても見直すべきだとの発言もしている。

高市氏はまた、中国の軍事力拡大が地域の「脅威」になっていると指摘、「安全保障および経済成長の両面で」東南アジア諸国との関係を強化していくことは国益にかなうと述べた。

麻生太郎副総理・財務・金融相は先週、ミャンマーを訪問し両国間の経済関係について協議した。一方、岸田文雄外相は9日からフィリピン、ブルネイ、シンガポール、オーストラリアを歴訪している。さらに安倍首相も早ければ来週にも東南アジアを外遊する日程を固めたようだ。

また、高市氏は第2次世界大戦で戦犯となった指導者を含む戦没者をまつる靖国陣社への参拝にも言及し、日本の指導者は毎年参拝すべきだとの考えを明らかにした。ただ、過去に政治家が参拝を行った際には中国と韓国から強い抗議を受けている。

前回の首相在任中に参拝を見送った安倍氏は今回の任期中の参拝について、その意向を明確に示していない。一方、高市氏は「閣僚全員が靖国参拝してくれたらうれしい」と語り、安倍氏に対しても参拝を強く進言したという。

第1次安倍内閣で終戦記念日に靖国参拝を果たした閣僚は、当時沖縄・北方相を務めていた高市氏ただ1人だった。

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323942504578232082194801710.html?mod=djem_Japandaily_t