HOME11.CSR | 経産省、自動車の自動走行システムでISOに国際規格化提案へ (日刊工業) |

経産省、自動車の自動走行システムでISOに国際規格化提案へ (日刊工業)

2014-03-17 23:04:04

富士重の衝突回避ブレーキシステム「アイサイト」のデモ車
富士重の衝突回避ブレーキシステム「アイサイト」のデモ車
富士重の衝突回避ブレーキシステム「アイサイト」のデモ車


経済産業省は2014年度から自動車の自動走行システムについて、要素技術の標準規格づくりに着手する。自動走行車の普及を支援する狙いで、国際標準化機構(ISO)に提案する。

富士重工業の衝突回避ブレーキシステム「アイサイト」をはじめ、自動走行の要素技術を用いた自動車がすでに販売され、自動走行システムは身近になりつつある。一方、欧米でも標準化の動きがあり、このままでは欧米の自動車メーカー主導の規格づくりが進行する恐れがある。16年度までの国際提案を目指す。

 

経産省が策定する自動走行システムの要素規格は、走行中の自動車同士が車間距離を保つ際に必要な通信の技術要件や、アイサイトをはじめとする衝突回避システムの試験法など。

 

標準化する試験法は前方の障害物に対し、どのくらいの距離や対象物の大きさでブレーキシステムを反応させるかなどの条件を決める。

 

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420140317aaac.html