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イスラエルの攻撃で殺された妊婦から 緊急帝王切開で取り出された”奇跡の赤ん坊”。 わずか3日間の命だった(FGW)
2014-08-01 02:36:40
イスラエルの無差別攻撃で多数の死者を出し続けているパレスチナのガザ地区。
瓦礫と硝煙の立ち込める絶望の街にあって、かすかな希望の光となったのが、爆撃で死亡した妊婦から、緊急の帝王切開で救出された赤ん坊の存在だった。
だが、その名も無い赤ん坊のか細い吐息は、わずか3日間で、途絶えた。
母の温もりを求めた無抵抗で、軽くて、小さな体。
白布に包まれた遺体は、枯れて、乾いた土の中に隠された。
希望の光を灯すことも禁じられているかのように。
絶望の街の血塗られた光景を、無機質なインターネットを通じ、われわれは世界中で見つめている。
ただ、見つめている。