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富士山麓 多数のセシウム基準超過キノコ検出、キノコにはご用心(FGW)
2014-11-19 18:51:28
秋が深まってきたが、富士山麓で採取されたキノコ類からは、引き続き基準超過の放射性物質セシウムの検出が相次いでいる。
厚生労働省のまとめによると、富士吉田市で11月11日に採取されたアカモミタケから1kg当たり970ベクレルのセシウムが検出されたほか、シロナメツムタケとチャナメツムタケがいずれも食品基準(1kg当たり100ベクレル)を上回る210ベクレルが検出された。
アカモミタケはうまみが特徴で、汁物や煮物、てんぷら、ご飯ものなど、多様に利用でき、山間部でのお土産ものとしても販売されている。シロナメムツタケは小ぶりのキノコで、やはり汁物、煮物、炒め物の材料になるほか、中華料理に使われることもあるという。チャナメムツタケは、ツチナメコとも言われ、味のよさが特徴。
シロナメムツタケとチャナメムツタケは、鳴沢村、富士河口湖町でも200ベクレル前後のものが相次いで検出された。自分で採取するのはもちろん、野生のものを販売している場合は、注意が必要だ。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11135000-Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/0000047121_1_1_1_1_1_1_1_1_1_1_1_1_1_1_15.pdf