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ローマ法王「被爆から学んでいない」 戦争や核を憂慮(共同)「福島から学んでいない」安部政権にも聞かせてあげたい

2014-12-01 22:28:46

特別機内で会見するローマ法王、フランシスコ
特別機内で会見するローマ法王、フランシスコ
特別機内で会見するローマ法王、フランシスコ


【ローマ法王特別機中=共同】ローマ法王フランシスコは11月30日夜(日本時間12月1日未明)、世界各地で戦争が起きている現状について「第3次世界大戦といえる」と憂慮、核兵器の脅威にもさらされ、長崎や広島などの被爆の歴史から「人類は何も学んでいない」と嘆いた。

訪問先のトルコからの帰途、特別機での同行記者団との会見で語った。

第2次大戦終結から来年で70年になるのを前に、中東をはじめ世界中でテロや紛争が続き、多くの人々が犠牲になっている状況にあらためて警鐘を鳴らした。

 

法王は、人類が開発した核エネルギーは多くの利益をもたらすが、「人間性を破壊するためにも使われた」と非難。核兵器が再び使われれば「(原爆投下で焼け野原となった)長崎や広島が経験したように、私たちはすべて最初からやり直さなければならない状況に陥る」と懸念を示した。

 

http://www.47news.jp/CN/201412/CN2014120101001147.html