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また南相馬市で、3万~4万ベクレルのマツタケ検出。10月の福島県内自家野菜調査で判明(FGW)

2014-12-01 22:18:05

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matsutake69bc63ec4aa6a3e2484d09a541b13284福島県は10月分の県下各市町村の農家等での自家野菜の汚染状況をまとめた。それによると、9月の調査でマツタケから10万ベクレル超のセシウムを検出した南相馬市で、引き続き3万~4万ベクレルの高濃度のセシウム・マツタケが検出されたほか、キノコ類の高濃度汚染が相変わらず続いている。

 

調査によると、南相馬市の原町区馬場で採れたマツタケから、1kgあたり4万1317ベクレルのセシウムが検出されたほか、同じ区域の別の場所のマツタケから3万1170ベクレル、1万1380ベクレルのセシウムが相次いで見つかった。同地区横川では、9月に10万2900ベクレルという超高濃度セシウムが検出されている。

また同じ南相馬市の小高区川房で生シイタケから1万8760ベクレルのセシウムも検出されている。

キノコ類のセシウム汚染は福島県内全域でみつかっている。田村市の都路古道でもキノコの種類は公表されていないが1万2783ベクレルのセシウムを検出。飯舘村大倉で採取されたイノハナからは5万4200ベクレル、同蕨平からも2万5160ベクレルのイノハナが見つかっている。

福島市でも、2万8867ベクレルのコウタケ(イノハナ)が、1万9272ベクレルのマツタケ、2万4432ベクレルのシロシメジなどが検出されている。

いずれも自家消費用との位置づけだが、農家から個別の出荷がどこまでチェックされているかは不明。

 

参考情報 http://financegreenwatch.org/jp/?p=48112