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集団的自衛権阻止での集団訴訟目指す三重・松坂市長 「たかが一内閣の閣議決定ごときで」と新春講演会 市民の力でNOを提唱(伊勢新聞)

2015-01-05 12:31:14

【対談する山中市長(右)と長峯教授=津市の県総合文化センターで】
【対談する山中市長(右)と長峯教授=津市の県総合文化センターで】
【対談する山中市長(右)と長峯教授=津市の県総合文化センターで】


【津】集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対する市民団体「ピースウイング」(代表・山中光茂松阪市長)は四日、津市一身田上津部田の県総合文化センター中ホールで「たかが一内閣の閣議決定ごときで」と題した新春講演会を開き、県内外から賛同者ら約三百人が参加した。山中市長と長峯信彦愛知大学法学部教授がそれぞれ講演した後、対談があった。

山中市長は集団的自衛権の行使容認は戦争をするための理屈だとし、「平和が大切だという理想を誰かが言い続けなければならない。憲法の解釈をなぜ変えなければならないのか」と指摘。「思いを結集して市民運動でNOを突き付けよう」と訴えた。

長峯教授は個別的自衛権と集団的自衛権の違いを話し、憲法で定められた平和主義を「世界共通の価値理念にするべき」と運動の拡大を呼び掛けた。

同団体は今月末の集団訴訟を目指して調整中だが、来月以降にずれ込む可能性もある。原告団は一万人を目指しており、現在千人を超えたという。

 

http://www.isenp.co.jp/news/20150105/news02.htm