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北海道知床・羅臼の海岸線、幅800mにわたり高さ15mも隆起? 崖で土砂崩れも。地震の前触れか?(北海道新聞)

2015-04-25 13:29:47

高さ10メートル近くまで地面が盛り上がっている海岸沿い(中央左の黒い部分)=24日午後5時ごろ(舟木清一さん提供)
高さ10メートル近くまで地面が盛り上がっている海岸沿い(中央左の黒い部分)=24日午後5時ごろ(舟木清一さん提供)
高さ10メートル近くまで地面が盛り上がっている海岸沿い(中央左の黒い部分)=24日午後5時ごろ(舟木清一さん提供)


【羅臼】24日午後6時ごろ、根室管内羅臼町幌萌町の住民から「近所の海岸線が隆起しているようだ」との連絡が羅臼町役場に入った。

海岸の崖では24日、幅広い範囲で土砂崩れも起きていたといい、同町は25日朝から、釧路建設管理部中標津出張所と合同で調査を行う。

 

同町によると、羅臼町幌萌町の海辺が約800メートルにわたり、高さ約10~15メートル、幅約30メートルの規模で盛り上がっているのを確認したという。

 

近くに住む水産加工会社社長の舟木清一さん(64)は「盛り上がった場所には海底のものと思われる岩と砂が混じっていてウニや海藻が落ちていた。海底が隆起したとしか思えない」と話した。23日に同じ場所を見た際には異変はなかったが、近所の女性が24日早朝に訪れた際には約30センチの高さで土砂が盛り上がっていたという。

 

札幌管区気象台は「羅臼町周辺で24日、地震や火山活動は確認されていない」としている。

 

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0127227.html