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スターバックス。新型コロナウイルス感染防止を優先し、使い捨てプラスチック容器を一時的に復活。緊急性を重視(RIEF)

2020-03-03 11:40:10

starbucks12キャプチャ

 

 スターバックスコーヒージャパンは2日、新型コロナウイルス肺炎の感染が広がっていることから、廃プラスチック削減のために、これまで進めてきた使い捨て容器の停止措置を一時的に止める方針を発表した。マグカップなどの食器を洗う工程を減らし、感染リスクを軽減するのが目的。緊急の感染症防止対策が、長期的な廃プラ対策よりも優先される形となる。

 

 (写真は、イメージ)

 

 同社はすでに2月末から店頭で案内を始めており、順次、国内約1500の全店舗で、使い捨て容器に戻す。今回の措置は、新型コロナウイルスの感染拡大と予防が目的で、顧客の安全確保と共に、全国の店舗、オフィスで働く約4万人のパートナー(従業員)の感染防止も目指すとしている。

 

 使い捨て容器の代わりに導入していたマグカップ、ステンレスフォーク/ナイフの使用を一時休止し、使い捨ての紙カップ、プラスチックフォーク/ナイフに順次変更する。また、顧客持参した自分のタンブラーへのドリンク提供を停止する。店内に置いているミルク、はちみつ、パウダー類の一時引下げ等。顧客との金銭授受の方法も、感染防止に配慮した方法に工夫する。

 

 また店舗従業員については、マスクの着用、出勤前の検温、手洗いの励行、テーブルやドアノブ等、顧客の接触が多い場所での消毒の頻度を高めるなどの衛生管理を徹底させるほか、顧客用の消毒用アルコールの設置も徹底する。

https://www.starbucks.co.jp/notice/20203394.php