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自民党総裁選の候補の一人、河野太郎氏、持論の「脱原発政策」について、「いずれなくなるだろうが、明日、来年というつもりはない」「カーボンニュートラルである程度必要」と発言(各紙)

2021-09-08 18:25:13

kouno001キャプチャ

 

 各紙の報道によると、自民党総裁選に立候補する意向の河野太郎規制改革担当相は8日、記者団に対して、持論とされてきた脱原発政策について、「いずれなくなっていくだろうと思うが、明日、来年にやめろというつもりではない」と述べた。当面の再稼働についても「カーボンニュートラルを目指す上で、ある程度必要なものはある」と容認する考えを示した。

 

 (写真は、かつて「脱原発」で山本太郎氏と意気投合していた河野太郎氏=2018年7月のFriday digitalより)

 

 内閣府で記者団に答えた。河野太郎規制改革担当相は自民党内の脱原発派として知られ、東京電力の福島第一原発事故後の2012年には、超党派の「原発ゼロの会」を世話人として立ち上げ、代表にも就任。国会内の「脱原発」を主導していた。

 

 こうした経緯から、脱原発を主張する小泉純一郎元首相も今年7月の時点で、「河野さんは(今は)閣僚だからはっきり言えないし、私が(原発ゼロと)言っているのは分かっている。ま、河野さんが総理になれば(原発は)やめるだろうな。今は俺が言ってるから、河野さんは自重しているんだよ。閣僚だしね。原発に反対すると、財界にも(原発ゼロに)反対が多いし、自重しているんだよ」と期待を示していた。https://www.jiji.com/jc/v4?id=202107koizumij0002

https://friday.kodansha.co.jp/article/4888