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東電福島原発の漏出タンク、実は以前に一度解体品 地盤沈下で移転、再利用 場所把握せず(時事) 放射能汚染水にもかかわらず、この杜撰さ(!)

2013-08-24 21:35:56

東京電力福島第1原発で、高濃度汚染水が漏れたタンクの底部。目立った損傷はないという=23日撮影(東電提供)
東京電力福島第1原発で、高濃度汚染水が漏れたタンクの底部。目立った損傷はないという=23日撮影(東電提供)
東京電力福島第1原発で、高濃度汚染水が漏れたタンクの底部。目立った損傷はないという=23日撮影(東電提供)


東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は24日、漏れたタンクを含む3基が別の区画にいったん設置された後、地盤沈下が起きたため解体され、現在の場所に移設されたと発表した。移設時に水漏れがないか試験を行っており、今回の漏出が再利用と関係があるかは不明という。
東電によると、漏れたタンク以外の2基は漏えいが確認されていないが、25日から別のタンクに汚染水を移送する。
東電は2011年6月から同型のタンクを設置。今回漏出したタンクを含む3基は「H1」と呼ばれる区画に設置されたが、水張り試験中の同7月に基礎部のコンクリートが約20センチ沈下したため、使用を中止してタンクを解体した。
その後、元請け会社からタンクに影響はないと報告を受け、同年9月から設置が始まったH4区画で3基を再利用。水密性を保つパッキン類などは新品を使い、試験で異常が見つからなかったため、翌年夏から汚染水の保管を開始したという。
東電は今月19日の汚染水漏れ発覚後、タンクの使用履歴を調査。3基がH1区画に1度設置されたことや、他に解体、再利用したタンクはないことを確認した。ただ、東電は当初3基を別の区画に設置することを計画しており、調査するまで再利用タンクがH4区画にあることを把握していなかった。

 

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013082400240